そんなラブラブなことをしている間に、誠人さん達が到着した。





先生は、もっと遅くて良かったのに~なんて言いながら、部屋の鍵を開けに行く。






「花帆さん、お久しぶりっす」




先生は、花帆さんに挨拶をした。



私も先生の後ろから顔を出して、花帆さんと目を合わせた。



そして、ぐっすり眠っている愛花ちゃんの布団を用意して、そこに寝かせた。







「お久しぶりです。愛花ちゃん、かわいい~」




「起きていて欲しかったんですけど、寝ちゃいました」






花帆さんは本当に愛しそうに愛花ちゃんを見つめていた。





その横顔を見ていて、私も早く母親になりたいと思った。






自分の子供って、想像しているよりもずっとずっと愛しいんだろうな。





先生のことが大好きだけど、先生よりも大好きになっちゃうのかな。




まだ私にはわからない。