白いジャージ9 ~最終章~







「ありがとうございます。絶対に忘れないようにします」





「私も今はうまくいってるかな。時々はオシャレして、デートするようにしてるの」





「そうなんですか~!素敵です」





「男と女であるってことを忘れちゃうから、他の人に目が向いちゃうんだってわかったの」






真由美さんは、寂しかった、と言っていた。



そんな時に、部長と仲良くなった。



いつになっても、ときめきは大事。





私はいつまで先生にときめきをあげられるんだろう。




努力しないとだめだよね。







「じゃ、行こうか。送別会!」



「はい!!」





会社を辞めても絶対に続く関係でいられる気がした。