「で、午後の部の最初に応援合戦だよね?」




依子はプログラムを広げた。






「私達のクラスの子、結構集まってたよ!」





依子がみんなに声をかけてくれた。



荒木さんも来ているみたいだと知って、胸がチクンと痛んだ。



だけど、会いたいと思った。







「先生、ヤンキーになるんでしょ?」





「ヤンキーじゃないと思うけど。応援団長だから・・・・・・どうなんだろう」






先生は、詳しく教えてくれなかった。



当日のお楽しみって言ってたんだよね。