先生は、手を振ってくれた。 私が振り向くと、にこっと笑ってくれた。 ほんの数分の出来事だったけど、私にとっては一生忘れられない宝物になった。 ぜいたくは言わない。 先生の彼女になれるなんて思ってない。 ただ、ただ・・・・・・ずっと好きでいたい。 先生を、ずっと見ていたい。 こんなにも好きになれる人にはもう出会えないと思うから。 ◆◆◆