「その場その場を楽しめる人がかっこいいんだってわかったんだ。キャバクラで楽しめないような人、嫌だもん」





「ほ~、そうか。でも、俺は楽しめなかったよ。楽しんでいるフリをしていたけどな」






先生は、私のひざの上に乗せた。







「でも、ちょっと妬いちゃうな。豪太ってイケメンだろぉ?ふたりでランチか」





わざとらしく、やきもちを焼いてくれた先生。







「ごめんね、先生!!もうしないから」




「いいよ、別に。信じてるから」






私は先生のひざの上で、先生を抱きしめた。








大好き、先生。





先生しか、愛せない。




豪太にドキドキしちゃってごめんなさい。










「愛してる。昨日より」





先生は甘い囁きと共に、私の口へ甘いプリンを運んでくれた。