「大胆だよね、先生も」
「だって、もうあの時は好きだったからな」
先生は、サラリとそんなことを言う。
赤面しちゃってる私を見て、バカだなって笑った。
夕食を食べた後に、やきそばパンとプリンを食べる。
「変な組み合わせだね」
「そうだな」
なんて言いながら。
なかなか本題に入れなくて、もぞもぞしていると先生から切り出してくれた。
「昨日のことだけど、どう考えても俺が悪かった」
先生は真剣な表情でそう言った後に、私の手を握った。
私はその手を両手でぎゅっと握った。
「先生は悪くない。私が悪いの。本当に反省した。ごめんね」
「だぁ~かぁ~らぁ~!謝るなって言ってるだろ?嫉妬するのは当たり前!俺、酔ってたし、確かに軽い口調だったかもしれない。そんなの聞いちゃったら、辛いに決まってるだろ」
先生は私の太ももをバシバシと叩いた。
そして、そっとほっぺにキスをした。