黒猫の挑発にまんまとのった男達は大きな罵声をあげて襲いかかる
むかってくる男達に涼しい顔をして、
「………おそ、」
小さく呟いた黒猫は次の瞬間、目にも止まらぬ速さで1人、また1人と男達をたおしていく
最後の1人がのびているのを見て、はぁっと溜め息をつくとめんどくさそうに歩き出す
「……………………ねみぃ」
小さな声で呟くとふぁっとあくびをするとフードを被り道の奥へと消えていく
“黒猫”の噂は学生や大人の間で広がっていたが
その正体を知るものには度々、不幸に襲われるといわれる……………
…………今の男達のように