なにも、女相手にあんなにムキにならなくたっていいじゃん… 相手にするほどでもなかったけど 「ほんと、安心して外に出れないよね」 窓から見える風景は殺風景なもので あたしを少し寂しくさせた ピピッッ と時計が鳴る 1時間ごとに小さな音で知らせてくれるこの時計はとても気に入っていて 気づけばもう9時を指していた …あれ、そういえば学校何時からだっけ