まて、と言われてまたないのは悪者だけだと思ってたが、いい人でも待ってくれないらしい。 俺は、 「すぐ戻る」 二人に言い残して、部屋を出た。 「花蓮!!おい、かれ…」 花蓮を呼んでた俺の声が、止まる。 向こうが、騒がしい。 川原の方だ。 山王や冥王、魁皇の奴らも見物に行っているらしかった。