あ、ここ左に行くんですか!? 曲がった先には、なんかどっかの路地裏的な景色が広がっている。 ここは倉庫なのに、屋根が鉄骨むき出し状態だから、通路を照らす電気に無視がたかっていた。 あ、でも各小部屋には屋根が…まともな屋根がついてる。 「ここだ」 ドアを開けた。 中には、向かい合った二人がけソファが二つ。間には、煙草の灰皿の乗っかったテーブル。