「あ、えっと、今日からお世話になります」


「ここでは君は敬語を使わなくていいんだよ。泣いたり笑ったり、本音で接することができる組だから、ここは。だから遠慮なんてしないでね」




 …なんかよくわからないけど、この人は――ここの人はすごくいい人だ。



 なんだか、すごくホッとした。