【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ壱











 私は頷いて、





 立ち上がった。





 直後、奏太さんに抱きとめられた。





 唇に




 奏太さんの手が触れる。





「なんですか…?」



「約束…守れよ?」






 約束…?