「は?」 「前に仲森と話した時に、僕敵わないなぁって思ってね。仲森だったら、麻菜を諦められるって思ったんだ」 「ジョン……」 「でも、麻菜のこと泣かせたら、もう一度麻菜にアタックするからね」 「絶対泣かせねーよ。約束する」 男同士の約束が交わされ、わたしはその隣で一人感動していた。 「じゃあ、僕そろそろ行くよ。皆、見送りありがとう」 最後、ジョンは笑顔だった。 「ジョン、向こうで頑張ってね」 「うん、麻菜も」