騙されてあげる~鬼上司に秘密の恋心~




「俺がどれだけ麻菜探してたと思ってんだよ」

「秀平が麻菜ちゃんをずっと探していたのは知っていたわ。でも、麻菜ちゃんが会いたくないって言ってるって聞いていたから。だから言わなかったのよ」


この言葉を聞いて、秀ちゃんは余計に機嫌が悪くなってしまったようだ。

そんな彼にわたしとおばさんは顔を見合わせて笑った。



それから話は絶えなくて。

お昼過ぎにここに着いて、もう夕方の5時だから、3時間以上も話題が絶えなかったことになる。


空白の7年を埋めるように、わたしたちは夢中になって話をした。





「な?麻菜、俺の言った通りだっただろう?」