騙されてあげる~鬼上司に秘密の恋心~




「店長、二人で割り勘してもいいっすよ」

「いいのか!?でも、今持ち合わせてないって」

「あー、あれは、嘘ですよ」

「嘘かい!」


店長、今日はいつにも増してノリがいいというか。




「その代わり、俺の休みすこーしズラしてもらいたいんすけど」

「おぉ、そんなことか。いいぞいいぞ」


「じゃあ、麻菜が3連休の時に、俺も休ませてもらいます」

「えぇっ!?加藤と同じ時に!?」


秀ちゃんの言葉に驚いたのは、店長だけでなくわたしもだった。


わたしと同じ時に休みって……




「じゃあ、そういうことで、店長」

「いやいや、待ってくれ!3日もお前たちが二人していないのは避けたい!」


「そうっすか。じゃあ、割り勘もなしでいいですよね」

「ぬわああああ!!それも待ってくれー!」