「それについては後で聞く」 「お願い。ここにいさせて」 縋るような目で見つめられ、ロイドはひとつ息をつく。 「わかった」 気を取り直して、ランシュに忠告する。 「おまえは余計な事をしゃべるなよ」 「わかりました」 ランシュが頷くのを確認して、ユイにも忠告する。 「ユイ、おまえもだ」 「うん」 ロイドのいう事を聞かない二人だが、今回ばかりは聞いてもらわないと困る。 二人に念を押し、ロイドは改めて発信ボタンを押した。