「オレも考えが甘かったなって、ちょっと後悔した。バッテリが切れちゃってさ。充電、無理?」
「無理なんじゃない? 外国だし。っていうか、異世界だし」
「だよなー」
蒼太がガックリ肩を落としてため息をつくと、結衣の横から、掃除を終えたマカロンを抱えて、ランシュが興味深そうに尋ねた。
「ゲーム機って何?」
蒼太は顔を上げて、問い返す。
「え? クランベールにはないの? コンピュータゲーム専用の機械だよ」
「コンピュータゲームはあるけど、専用の機械はないよ。どんなもの?」
機械と聞いて、ランシュの興味が更に引きつけられたらしい。



