二人で勉強を始めて約30分。 外がオレンジ色に染まってきた頃。 「よしっ…。帰んぞ。」 そう言って、藤原君は私の鞄と、自分の鞄を持って席を立つ。 「…え、それ私の鞄………。」 背中を向けていた藤原君が私の方を向く。