コンコン そんなことを考えていると、研究室のドアがノックされた 「どうぞ」 そう言って椅子に座ってドアを見ると 「Hello、ヴィル?」 「祥子・・・?!」 そこには、黒髪のショートヘアーが似合い、長身で、美人の 本田祥子が立っていた 彼女とは高校時代からの友人で、 はじめと付き合う前、名前だけの偽装彼女をしてもらった 「どなたの許可でこの大学に入ったんですか?」 祥子にそう言うと、