-何気ない日常-



お風呂を出ると、辺りは暗くなっていた。


3時間近くも入ってたんだ……。



「……桜っ…」


お母さんが慌てたように私を呼ぶ。


「これは、どういうこと!!??」


手にもっているのは、3、4枚の写真。


「……えっ!!!???」


そこには、襲われている私がうつっていた。


「なん、で??」


「ポストに入ってたわ。」


私のケータイに住所が登録されてある。男は、それを見たのだろう。

まさか、撮られてたなんて。


「なんで言ってくれなかったの…??」

「心配すると思って………」


「それで、一人で抱え込んでたの…??」


「…。」


「あのね、お母さんは、桜が一人で苦しんでいることが、一番つらいんだよ…??遠慮せずに、なんでも話してよ……。」


「……うん。」




お母さんの優しさに、私は泣いていた。