「翼が逃げるんだって!?早く告白しないと、脱走されるよ!? …。 「べ、別にいいよ…」 私は、曖昧な笑みを浮かべ、立ち上がった。 「どこ行くの?」 「ん…屋上」 なんとなく、気晴らしで。 私は屋上に向かった。