そのときだった。 首に腕が回された。 首締まる!! 私は、泣き顔を隠すのも忘れてしまった。 「え…」 「バカで、悪かったな」 私の後ろにいるのは… 「翼…なの?」 言ってから、即否定。 だって、翼はロンドンに行っちゃったんだよ? ここにいるわけが…。