長水に体を支えられながら俺は「ごめん」と謝った 「蔭平…」と呼ばれて俺は詠を見た 「馬鹿」 「へへっ」と俺は苦笑いした 「最後任せたよ主将!」 俺が言うと詠は「あぁ」と静かに笑みを見せて試合場に入って行った さてと後で怒られるかもなぁ胡蝶に… 俺は客席で今にもキレそうな表情を俺に向けている胡蝶を見て冷や汗をかいた