だけどいざ入部してもやっぱり僕は弱いままで案の定いつも試合の度は補欠だった それでもただ少し強くなろうとして入部した剣道が何時の間にか好きになっていていくら部内で虐められても辞めようとは思わなかった いつか認めてもらえたらと朝は誰よりも早く剣道場に来て稽古した だけど何時になっても中学では一度も試合に出させてはもらえなかった もう辞めようかなと諦めようとした時 僕は枳殻高校で長水先輩や丁嵐先輩に会った 華宮先輩に蔭平先輩そして詠先輩に僕は出会ったんだ