湧き上がる歓声をバックに俺は立ち上がった 「長水!」 試合場に入る前に丁嵐に呼ばれた俺は振り向いた 「…見せつけて来いよなお前の馬鹿さ加減」 「…るっせーよバーカ!言われるまでもねぇさ」 初めて俺らは笑顔で見合った そして俺は竹刀を持って試合場に足を踏み入れた さて暴れますか! 俺は「始め!」と言う審判の合図で素早く動いた