しばらくして、遠くに先輩が見えた。

先輩に俺は手を振る。

先輩は少し照れた顔をしながら俺のところに来た。


かわいい…。


先輩は清楚系のワンピースにピンクのコートといういかにも女の子らしい服装で来た。

やっぱり、先輩は何を着ても似合うな。



良かった。

この服装なら、きっとあれも似合うに違いない。


そう思いながら、俺はポケットにある先輩へのプレゼントをそっと握り締めた。


喜んでくれるといいな…