何故…?? 私は声楽を極めるためにこの学園を志望した。 入試だってそれで通ったのに…! アキ「は、廃止…?」 「ごめんなさい…生徒がいないものだから… それに声楽専門の先生ももういないの… 本当に申し訳ないけど違う専攻を選んで?」 言葉が出ない。 嘘でしょ…。 ガラガラ。 職員室を出る。 アリサト「先生、なんて?」 アキ「…っ」 職員室を出ると有里くんが待っていてくれていた。 アキ「本当に無い…みたい」