「シェイ。お疲れ様。」

「ありがと。ロイ。」

シェイは、ニッコリ笑っていった。
本当に、頑張り屋さんだな。

「それにしても、あの令嬢。シェイのこと知らないのかな?」

「うん。知らなさそうだね。まぁ、逆に、そっちの方がいいわ」


そだね。と、相槌を打ち合う二人。

今は、宿。時刻は…十一時ぐらいだろうか?分からない。
二人は、ヴェルド国にいきたいのだ。ただたんに、レイアは道端で自分もそこに用があるからつれてけ。と、いうのだ。だから、優しすぎるシェイは、馬にのせたのだ。