シェイが、起きてきた。倒れた時も顔を見たが、やはり美しい。

ラルフや、リードにも合わせてもらい俺はヴェルになった。

「すみませんでした。急に倒れてしまい…。」

「気にすんな。」
「全然いいですよ。」
「べっぴんちゃんならいいさ。」

俺たちもそれぞれ自己紹介した。

それにしても、一つ気になったことがある。

彼女、シェイとは一度会ったことがあるような気がするのだ。

どこでかなと、思い出そうとしても思い出せない…。

さて、どこだったか…。