今の俺ってそんな怖かったか?


「い、苺?」


「…!ビクッ」


「こ、こわッ!
なんなんだよ、こえぇよッ!」


宇宙がそう言っている


「ま、よーするに苺をキレさせればい
いんだよ」


そーすれば苺の本音が聞ける


「今の苺に聞こえてないよね…」


「え?
なんか言った?」


苺には聞こえてなかったようだ


俺も嫌だが苺をキレさせるためだ


ちょっと行ってくるか…


「あとで図書室に苺連れてこい」