「ん……」


「苺?
目覚めた?」


りんねぇ……


「ここは?」


「病院」


なんで?


「あたし、学校行かないと……」


「明日には行けるわよ


車イスで」


「え…?」


「苺、足と腕の骨折れたのよ!?」


「じゃあ、来週の試合は?」


「…出られないわよ……」


そんな…!!


「嘘「じゃない」


「外でたい?」


「うん…落ち着きたい」


「ほら、おいで」


そう言ってりんねぇはあたしを車イス
にのせた