「……おい…嫌がってる…離せ」


だ……れ……?


『ガシッ』


あたしの腕を掴んでいる男の腕を掴ん



「……!!離せ?こっちの台詞だ!」


あたしの腕を掴んだ男はあたしにむかってきた


「……!!」


その男の手には……刃物があった



「……!!」


思わず目を瞑った


バコッ!


あれ?


助けてくれた……


ストーカー男は助けてくれた人に殴ら
れお腹を押さえうずくまっていた


安心して涙が溢れた


「……大丈夫…」


「……!?///」


助けてくれた男は何かいいかけて顔を
真っ赤にした


「??????」


よくわからないけどお礼を言わなきゃ


「あ、ありがとうございました」


これまでにない笑顔で言った


するとまた顔を真っ赤にした


「………///」


「…あのお名前と年齢は?」


「あっあたしですか?」


「…うん」


「あたし野原 苺です♪
高2です。あなたは?」


「俺は加藤 雷斗(らいと)
同い年だ」