天然無自覚彼女andクールな無自覚彼氏【完】

「なんで加藤雷斗のこと知ってる?」


「あぁそのこと?
あのね………………」


苺は全部話してくれた


ストーカーから助けてくれたこと


そのことを話してる苺の顔は嬉しそう
だった


苺はストーカー被害に苦しんでたから
嬉しかったんだね…


よかったな…


このことは一様お礼言わなくちゃね


「…ありがと」


「あと苺ごめんね
長い間苦しまして…なんにもできなか
った…
ごめんね……」


「…桃ちゃん何言ってるの?
桃ちゃんはいろいろしてくれたよ?
ありがとう!」


「雷斗君もありがとう♪」


「どういたしまして」


雷斗が笑った顔を見て苺は頬を紅く染
め一緒に笑った…


あぁ…


今…わかっちゃった…


苺は雷が好きなんだ……


恋をしたんだ……


本人は気づいてないみたいだけど…


もう…うちにも潮時がきたみたい…


いつまでも苺をうちが縛っとくわけに
もいかないね


うちも…誰かに恋をしよう…


前みたいに……