RUNA戦記Ⅴ~復讐の末路~





 母は、表情を曇らせた。



「けれど、エディン様に言われ、私は気付いた。それがただの、自己満足でしかなかったことに」



「え?」



「確かに、朱雀を封印したことであなたの魔力は桁外れな量になった。あなたを守るには十分すぎる量までにね。けれど、その犠牲に、」




 母が言葉を区切った。



「犠牲…」


「あなたにはあまり友達ができなかったわね…」



 それが、犠牲?



 ルナは首を傾げた。