母は、表情を曇らせた。 「けれど、エディン様に言われ、私は気付いた。それがただの、自己満足でしかなかったことに」 「え?」 「確かに、朱雀を封印したことであなたの魔力は桁外れな量になった。あなたを守るには十分すぎる量までにね。けれど、その犠牲に、」 母が言葉を区切った。 「犠牲…」 「あなたにはあまり友達ができなかったわね…」 それが、犠牲? ルナは首を傾げた。