「躊躇ったさ。だが…彼らは自ら死を選んだ。自分の命で世界を救えるのなら、と。ミリアは、ともに死のうと言ってくれた。だが、四幹部が邪魔をした。だからミリアだけが死んだ。ルナ、本当にすまなかった」 リュオンが、ルナの呼び方を変えた。 きっと、本当に真剣に話しているのだ。 「ルナ、君を殺さなかった理由はもう一つある。…殺さなかったんじゃなく、殺せなかったんだ。今の君と同じように」 「でも伯父さん、なんで四大国がパロの植民地になってないの?」 「俺の娘…サラのおかげだ」