RUNA戦記Ⅴ~復讐の末路~








「小僧、この様を見ろ。俺はお前の命を握っていて、オマエは俺に命を握られている」




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 ゲルブ…!!



「お前の負けは、決まっているじゃないか」





 リュオンの左手が、ゲルブの首を締め上げる。




「さて、いかにしてお前をいたぶってやろうか?」



 それから、ふとこちらに目を向け。




 リュオンは意地悪な笑みを浮かべた。