「……………」




 伝言を録音し終え、後ろを見ると、リュオンはいなかった。



「リュオン…?」



 そのとき、向こうからリュオンがやってきた。



「終わったか」




 ルナは頷く。



「なら、長居は無用。さっさと行くぞ」



 リュオンと共にペガサスに跨る。