ミリアの首には、ルナが母からもらった腕輪のペンダントがかかっている。 母がそうしたように ルナもまた、娘へ託したのだ。 「あなたも、娘に託すのよ」 そう言葉を残して。 「ごちそうさまぁ。僕と、ミリアは遊びに行ってくるね!」 ダズルが言った。