崩壊した建物が消え、だだっ広い荒地が広がっている。 「ここが、ルナとリュオンの育った谷かぁ。なんか、そんな感じしないけどなぁ」 ゲルブが背伸びしながら。 一瞬、ルナの目に、幼い伯父と母の駆け回る姿が映った。 「ね、どこに家置くの?」 ルナはゲルブに尋ねた。 「そりゃあ、もちろん…」