RUNA戦記Ⅴ~復讐の末路~








 不意に、ゲルブの腕に力が込められた。





「ツラかっただろ…?」


「ゲルブ…?」


「ツラかったよな…。…ルナ、お前の重荷、俺も一緒に背負ってやる。お前だけが痛みも苦しみも、背負い込まなくていいんだぜ?俺も一緒に背負ってやる」




 耳元で、ゲルブが力強く言った。





「だから…今だけこのままでいさせて」





 ルナは、腕をゲルブの背中にまわした。