不意に、ゲルブの腕に力が込められた。 「ツラかっただろ…?」 「ゲルブ…?」 「ツラかったよな…。…ルナ、お前の重荷、俺も一緒に背負ってやる。お前だけが痛みも苦しみも、背負い込まなくていいんだぜ?俺も一緒に背負ってやる」 耳元で、ゲルブが力強く言った。 「だから…今だけこのままでいさせて」 ルナは、腕をゲルブの背中にまわした。