金髪を束ねた男が、立っていた。




 切れ長の目、まだ四十代くらいだろうか。



 目尻の皺が目立つ。




「北斗…」




 リュオンが呟いた。




「再会を祝おうぞ…」



 北斗の後ろの幹部も面を外した。



「南斗…」



 紫髪の幹部、南斗はまだ若い。



 二十代後半あたりだろう。