真っ暗な風景。

不気味な森の中。

まるで笑っているようにザワザワと鳴く木々。

あたしはそんな中、一人で銃をもちたたずんでいた。

ガタガタ震え、泣きながら
どうして・・・?どうして・・・?
と呟く。
落ち着きなく辺りをキョロキョロと見回す。

そのとき、遠くの方で草花がガサガサと音をたてる。

「ぃ・・・ゃ・・・・・・・」

そちらに向きポロポロと涙を流しながら怯える。

音は徐々に近づいてくる。

「なんでっ・・・っ・・・・なん・っ・・でさ・・・・・・・っく・・ふぇ・・」

近づくにつれ震えは激しさを増す。

「ぃゃ・・・・っ・・死にたく・・な・・・・ぃ・・・・いや・・っ・・だよぅ・・」
ついに音が間近で聞こえた。

目の前にいたのは・・・・

「ガァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

「き・・キャァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!」