でも、やっぱり神様は俺を救ってくれはしないらしい。 「 やっと直った 」 そう呟いた瞬間。 『手術中』の文字が明かりを無くした。 俺はすぐに梓紗に駆け寄った。 梓紗は、痛々しいほどに包帯をグルグルと巻かれていた。 変われるものなら梓紗の心の傷も。 身体の痛みも変わってあげたい。 俺は、梓紗が起きるまで。 ずっと手を繋いでいた。