そこは静かだった。 たった今、玲菜が運ばれて行った。 玲菜の過呼吸を止めようと頑張っていた悠莉は体力を使ったのか、床に座りこんでいた。 もといた場所にもどろうとたった悠莉は倒れそうになった。 駆け寄ろうとしたけど、朔のほうが早かった。 「っと、大丈夫か??」 「さ、く…」 「ん??」 「しんどい…」 「…すわるぞ??」 「ん…」 やっと本音言ったな