「ハァ…い、やッハァ、ハァハァ」
力の出ない腕が俺をおしかえす。
「ぇ…」
「玲菜!!」
玲菜が俺を拒否したことがショックだった
俺がぼうぜんとしていたとき、朔の隣にいた悠莉が駆け寄ってくるのが見えた。
「玲菜??大丈夫だよ。ほら、しっかり息はいて」
そういいながら背中をさすろうとする。
「ハァ、い…や、ッハァハァ」
「大丈夫、私は悠莉だよ」
一度は拒んだものの、すぐに受け入れた玲菜。
そのあとすぐに先生がきて運んでいった。
そして俺は玲菜が俺を拒んだことにショックをうけ、ただみていることしかできなかった。