そばにいたい。






保健室に入ってきたのは3人。


最初に話した人が真っ赤な髪の人。
次に話した人がキャラメル色の可愛い感じの人。
なにも話さなかったのが、黒髪の人。

だけど、その3人は全員顔が整ってる。

あ、まぁ、龍先輩や朔先輩のほうがかっこいいけど。


「俺等別に拉致ってねぇし」

答えたのは朔先輩だった。

なんか、私の隣ですっごい殺気はなってるひとがいるんですけど…


「あの、龍先輩…??」

「なんだ??」

だけど、私が龍先輩に聞くと、ちゃんと答えてくれた。


「あの、誰ですか??」

私がいうと、みんな、驚いた顔をした



悠莉さえも。