そばにいたい。






悠莉はよく貧血になる。
でも、今日は私のせい。
私が発作を起こしたから。


「玲菜??」

「…はい??」

「どうした??」

「別に、なにもないですけど…」

考え込んでいた私に話しかけてきたのは龍先輩だった。
悠莉や、朔先輩もこっちを見ていた。


「…そうか、体温計なったか??」

「え…あ、はい」

体温計がなったこと全然気付かなかった


とった体温計を先生に渡した


「んー、すこしねつが高いわね…どうする??早退する??」

「…何度ですか??」

「…38.7よ」

まただ…
この病弱さには嫌になる。


「中森さん??」

「あ、大丈夫です」

「そう??まぁ、休んどきなさい」

「はい、すいません」

やだな…
また病院いかないといけないかな…??