そばにいたい。






次に気がついたのは、もう保健室についた後だった。


とじていた目をあけてみると、龍先輩がいた。

「起きたのか??」

「はい」

「きぶんはどうだ??」

「大丈夫です」

うん、よくはないけど、耐えられないほどではないかな。


そのとき、保健室の先生が顔を覗かせた


「あ、起きたのね。じゃぁ、熱はかってくれる??」

そう言われ、うなずいて起きようとした

が…


「お、おきれない」

体にちからがはいらなかった。

あー、そうだった。
過呼吸になったんだった。

すこししびれがあってきづいた。

まぁ、ちからがはいらないのはそれだけじゃないとおもうけど。