そばにいたい。






リピングに戻り、とりあえず朝ごはんを食べようと冷蔵庫からだし、電子レンジで温め始める。



ーーーガチャ…


「…にーちゃん」


後ろから呼びかけられた声に振り返ると拓真がいた。


拓真は俺と4歳離れた兄弟で、まだ8歳だ。



「起きたのか。ご飯ちょっと待てな」


「うん…ねー、にーちゃん、かーちゃんは?」


「父さんと出かけたよ。すぐ帰ってくるって」


「ふーん」


少しさみしそうだ。

俺はもうなれたけど、こいつはまだなれないのか。


ーーーピーッピーッ


電子レンジがなり、中のものを取り出して、焼いておいたパンもだす


「いただきまーす!!」

「…いただきます」


元気良く食べ始めた拓真に続いて食べ始める