あの人との出会いは私が6つの頃。 夏の昼下がり、あまりの暑さにたえきれずお父様の知り合い、セインさんの住む水の国に出かけたときのこと。 「わぁ~。おおきな木!!」 お父様に「ちょっとおそとであそんでくる~。」と伝えセインさんの家のお庭で遊んでいると目の前に大きな木が現れた。 「さわってもいいのかなぁ?」 周りをみわたしたけど誰もいなかった。 そーっと手を木に伸ばすと後ろからすっと手が伸びてきた。 「キミ・・・だれ?」 「えっ?」 急に話しかけられてびっくりした私はゆっくりと振り返る。